T 制度・法律の動向
表:バイオマス・ニッポン実現に向けた2010年を目処とする具体的目標






具体的目標
dry系(含水量の低いバイオマス)をエネルギーに変換する技術(直接燃焼及びガス化プラント等) バイオマスの日処理量20トン程度のプラント(数 市町村規模を想定) エネルギー変換効率が電力として20%、あるいは熱として80%程度を実現できる技術を開発
バイオマスの広域収集に関する環境が整った場合のバイオマス日処理量100トン程度のプラント(都道府県域を想定) エネルギー変換効率が電力として30%程度を実現できる技術を開発
wet系(含水量の高いバイオマス)をエネルギーへ変換する技術(メタン発酵等) バイオマスの日処理量5トン程度のプラント(集落から市町村規模を想定) エネルギー変換効率が電力として10%、あるいは熱として40%程度を実現できる技術を開発
生分解性プラスチック 現時点で実用化しているバイオマス由来の生分解性プラスチックの原料価格を200円/kg程度とする
素材 リグニンやセルロース等の有効活用を推進するため、新たに実用化段階の製品を10種類以上作出する
地域的観点
廃棄物系バイオマスを炭素量換算で9割以上または未利用バイオマスを炭素量換算で4割以上利活用するシステムを有する市町村を、500程度構築
全国的観点
廃棄物系バイオマス 炭素量換算で80%以上利活用
未利用バイオマス 炭素量換算で25%以上利活用
資源作物 炭素量換算で10万トン程度が利活用されることが期待される
 

 
 
   

3/17