■バイオ生分解素材に安全保証など必要――研究会が提言
 バイオ生分解素材の開発・普及に関する研究会」(座長・木村俊範筑波大学 農林工学系教授)はこのほど、研究成果を『バイオ生分解素材普及に向けた政策 提言』と題した報告書に取りまとめた。報告書は四章構成で、バイオ生分解素材 の定義と普及の必要性、普及の見通しと安全性など普及の現状などの項目で構成。 この中で、普及に向けた国の方向性の明確化、安全性の保証、生ごみ・堆肥の品 質基準の設定、識別表示の実施などの政策提言を行っている。

(環境新聞 2002年8月16日)