■エネルギー特別会計見直し、石炭に課税へ
経済産業省は、エネルギー税制の見直し案をまとめた。現在非課税の石炭に、1 トンあたり約700円課税。液化天然ガス(LNG)も1トン当たり720円を約1,080円、 液化石油ガス(LPG)は同670円を約1,080円に税率を引き上げる。また、販売電力 量に比例して課税する電源開発促進税(電促税)は、現在の1,000キロワット時当 たり445円から70円程度引き下げる。石炭への新たな課税による税収は、地球温 暖化防止対策に回すことで、経産・環境両相が合意している。

(週刊エネルギーと環境 2002.11.28他)