バイオマス・ニッポン総合戦略スタート

 (1)バイオマスとは

バイオマス(biomass)とは、生態学で「生物現存量」(生態活動にともなって生成する物または植物、微生物体を物量換算した有機物)の意味で使われる専門用語だが、第一次石油危機以降、エネルギーとして利用できる、まとまった量の植物起源の物質のことを指すようになっている。
 具体的には、林業廃棄物、農業廃棄物、畜産廃棄物、生物系資源由来の都市廃棄物(生ゴミ、紙くず等)等のことで、そのため、食糧として利用される農産物のことは含まない。
 また最近は、エネルギー利用だけでなく、工業原料として利用される場合にもバイオマス資源という用語が使われることがある。バイオマスという言葉は新しいが、人間は、太古の昔から薪や炭を燃料として利用してきた。今でも、発展途上国では炊事など日常のエネルギーの多くをバイオマスでまかなっている。

 バイオマス(biomass)とは、生態学で「生物現存量」(生態活動にともなって生成する物または植物、微生物体を物量換算した有機物)の意味で使われる専門用語だが、第一次石油危機以降、エネルギーとして利用できる、まとまった量の植物起源の物質のことを指すようになっている。
 具体的には、林業廃棄物、農業廃棄物、畜産廃棄物、生物系資源由来の都市廃棄物(生ゴミ、紙くず等)等のことで、そのため、食糧として利用される農産物のことは含まない。
 また最近は、エネルギー利用だけでなく、工業原料として利用される場合にもバイオマス資源という用語が使われることがある。バイオマスという言葉は新しいが、人間は、太古の昔から薪や炭を燃料として利用してきた。今でも、発展途上国では炊事など日常のエネルギーの多くをバイオマスでまかなっている。

 

 

 

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