バイオマス関連記事2003年5月

■まいたけ廃菌床からエタノール製造技術開発

 農林水産省が推進する「農林業におけるバイオマスエネルギー実用化技術の開発プロジェクト」は、有機性廃棄物を有効利用するためのメニューを提示するのが狙い。新潟県六日市の「雪国まいたけ」社では、マイタケ廃菌床からのエタノール生産に挑戦。本社敷地内に専用のプラントを設置し、実験で収率78%を記録した。そのほか、熊本県にある農業技術研究機構九州沖縄農業研究センターによる糞尿ガス化コジェネや、食品総合研究所による農業系廃棄物のエタノールの濃縮・精製技術の開発なども行われている。

(日本工業新聞 2003年5月29日、30日)

 

 はじめに 
 トピックス 
 2003年の動向 
 資料編