バイオマス関連記事2003年8月

■国交省、下水処理場に生ごみ、家畜糞尿など集め発電へ

 生ごみや家畜の糞尿、木くずなどのバイオマス、また近隣の下水処理場や農村部の集落排水施設から出る汚泥を下水処理場に集め、下水汚泥とともにエネルギー資源として活用する事業の推進に国土交通省が乗り出す。
 密閉タンク内でメタンを含むバイオガスを発生させ、発電や暖房に利用する。
 今月中に自治体に参加を呼びかけ、数年以内には事業に着手したい考えだ。バイオガスを発電に利用している下水処理場は横浜市や大阪市などに19ヶ所あるが、単独ではガスの発生量が少なく、コストに見合わないことが多いため、燃やして処分する処理場もある。

(朝日新聞 2003年8月24日)

 

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