バイオマス関連記事2003年4月


■北海道でバイオガス利用の燃料電池実験が活発化

 江別市の酪農学園大学では、3月中旬、牛糞尿を原料にしたバイオガスから水素ガスを取り出し、それを燃料電池に活用して7時間以上の連続発電に成功した。
  バイオベンチャーのバイオテック、化学装置開発のセテック社がバイオガスから不純物を取り除く技術を提供したことで、発電が可能になった。別海町では、北海道開発土木研究所のバイオガス発電システムの研究施設が稼動。約1000頭の乳牛の糞尿を発酵させてできたバイオガスを利用する。国土交通省北海道開発局は、北海道大学の市川勝教授らの協力を得て、有機ハイドライトを使ったクリーンな社会基盤づくりの研究を本格化する。

(日本産業新聞 2003年4月8日)

 

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